近代的な設備で製品を加工する時代になりましたが、食品により健康を害する事例が後を絶ちません。
その原因の大部分が腸管出血性大腸菌O-157などの食中毒菌とウイルスによるものであり、公式の統計に出ているものだけでも年間3万人前後の食中毒患者が出ています。食の安全を守る最も重要な事項は食品の衛生的な取り扱いによる食中毒の防止であると考えられます。
食品安全基本法第8条には食品関連事業者の責務が定められています。「自らが食品の安全性の確保について第一義的責任を有していることを認識して、食品の安全性を確保するために必要な措置を食品供給行程の各段階において適切に講ずる責務を有する。」と書かれています。弊社は食品の安全の確保について法令順守を徹底し、食の安全を守るための意識の確認と技術の向上に努めます。
弊社では、法律に基づき、毎日の処理数に応じた食鳥処理衛生管理者を配置し、群馬県の食肉衛生検査所より派遣された食鳥検査員の指導の下、適正な管理を行っています。
工場へ搬入された鶏は、生鳥輸送カゴの外側より生体検査を受けます。脱羽後の身体は、食鳥検査員と食鳥衛生管理者により、以下の確認作業が行われます。
内臓を摘出後、内臓の異常や病変の有無の検査を受けます。一羽ずつこれらの検査を行い、合格した個体のみが製品に加工されます。
工場では鶏肉のサンプルを採取し製品に異常がないかのチェックを行います。 より安全な鶏肉を届けるために、品質管理部により会議を定期的に行い、安心安全な製品をお届けする事に努めています。
安心安全な製品をつくるためには工場内の衛生管理は欠かせません。工場では毎日夜間清掃を行い、機械や施設内の徹底洗浄を行っています。 また社内基準を設け、清掃状況が基準値に見対しているか定期的に検査を行い、工場内衛生管理の徹底を行っています。
工場内に立ち入る人には、入室手順マニュアルに基づき、帽子・白衣。マスクを着用します。工場内の作業室に入る前には、異物混入防止の為、クリーンローラーを使用し、大きな鏡の前で着衣のチェックを毎回行います。また、衛生検査員が1日に抜き打ちで工場内の衛生チェックを行い、常に作業員の衛生が保たれているかチェックします。
整理・整頓・清掃・清潔・躾を徹底し常に工場内を清潔に美しく保っております。